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小学校のお友達トラブル時の連絡帳の書き方と例文集【保護者向け】

小学校
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小学校のお友達トラブルが起きたとき、保護者が連絡帳にどう書けばいいのか悩む方はとても多いです。

この記事はトラブルの内容を適切に伝えるための“正しい書き方”と“すぐに使える例文”を徹底的に解説しています。

結論として、連絡帳に書くときのポイントは次の5つです。

  1. 相手の子どもの名前は書かないこと。

    誤解や二次トラブルを避けるためにも「お友達」「クラスメート」など曖昧な表現を使います。

  2. トラブルの詳細は書かず、事実と子どもの様子だけにとどめる。

    文章だけで誤解を生まないための配慮です。

  3. 感情的な言葉を避け、冷静にお願いの形で書く。

    先生との信頼関係を壊さずに協力体制を築くためです。

  4. 解決方法を一方的に求めない。

    電話や面談など他の手段との使い分けが必要です。

  5. 家庭での対応や今後の見守り依頼などを、控えめな表現で記載する。

    保護者としての姿勢を伝えることができます。

これらのポイントをおさえることで、先生にとっても対応しやすく、結果的に子どもにとって安心できる環境を整える第一歩になります。

ここまでの結論をざっと把握した方も、じっくり読み進めることで「今後どんなふうに書けばいいのか」が具体的に見えてきますので、ぜひ最後までご覧ください。

小学校でのお友達トラブル、連絡帳でどう伝える?

このテーマについて、保護者目線で詳しく解説していきますね。

①連絡帳で伝える際の基本マナーとは

連絡帳は、学校と家庭をつなぐ大切な橋渡し役。

でも、子どもの友達トラブルを伝える場面では、特にその使い方に気をつけたいところです。

まず大前提として覚えておきたいのは、「冷静に、簡潔に、事実だけを伝える」ということです。

ついつい感情が先に出てしまいそうになりますが、それはグッとこらえてくださいね。

連絡帳は、担任の先生だけでなく、子ども本人や他の子の目に触れる可能性があるものです。

ランドセルの中で誰かに見られたり、配布物に紛れて他の子の手に渡ることも、ゼロではありません。

ですから、書く内容には細心の注意が必要です。

伝えたい気持ちはわかりますが、「怒り」「嘆き」「不満」といった感情をそのまま言葉にしてしまうと、先生との関係性にも影響を及ぼすかもしれません。

特に注意したいのは、以下のポイントです:

  • 相手の子の名前は書かない

  • トラブルの詳細は書かない

  • 自分の気持ちより、子どもの様子を中心に書く

  • 最後は「先生に見守っていただけると助かります」とお願いの形にする

また、連絡帳にすべてを詰め込もうとせず、補足は電話や面談で伝えるのがおすすめ。

連絡帳はあくまで“きっかけ”であり、“相談の入り口”として活用すると良いですよ。

わたしも以前、娘のトラブルで先生に気持ちをぶつけたくなったことがありました。

でも、冷静に書いたことで、先生がきちんと対応してくださったんです。

思いは伝え方次第、ってことですね!

②相手の名前を書かない理由

これは絶対に守ってほしいマナーのひとつです。

連絡帳に「○○くんに叩かれた」「○○ちゃんがいじわるをした」といった個人名を書くのはNG

その理由はズバリ、“予期せぬ誤解や二次トラブルを防ぐため”です。

連絡帳というのは、意外と“誰でも見られるもの”なんです。

たとえば、子どもが先生に連絡帳を渡す途中に見せてしまったり、クラスメートが興味本位で覗いたり…。

たとえ親として悪意がなくても、そこに名前が書いてあるだけで、相手の保護者が知ったときに関係性が悪化する可能性があるんですよね。

また、子どもたち自身が「○○って書いてた」と噂してしまうことも。

こうなると、ただのトラブル報告が「告げ口」や「悪口」として捉えられてしまうこともあるんです。

じゃあどう書けばいいの?というと、「お友達とトラブルがあったようです」といったぼかした表現を使うのがベスト。

たとえば、こんな感じ👇

昨日、下校後に子どもが「お友達と少しトラブルがあった」と話していました。

本人も少し落ち込んでいる様子だったので、学校での様子を見ていただけると助かります。

どうぞよろしくお願いいたします。

このように、特定せず、先生に様子を見守ってもらえるようにお願いするスタンスが大切です。

うちの子も以前、連絡帳の内容を同級生に読まれてしまったことがありました…。

だからこそ、誰かを傷つける可能性がある書き方は絶対避けたい。

“名前は書かない”は、親が子どもを守る第一歩なんです!

③トラブル内容を詳しく書かない理由

「うちの子、どんなことをされたのか先生にきちんと伝えたい!」

そう思うのは当然のことですし、親として心がざわつくのも無理はありません。

ただ、連絡帳にトラブルの詳細を書きすぎるのは逆効果になることもあるんです。

その理由のひとつは、文章だけでは状況が正確に伝わらないこと。

「叩かれた」と一言で書いても、軽く当たったのか、強く打たれたのか、経緯も分かりませんよね。

さらに怖いのは、「一方的な情報」だけで誤解が広がってしまうこと。

特に子どもから聞いた話は、感情が混じっていたり、記憶があいまいだったりすることもあります。

だから、連絡帳では詳細を書くよりも、次のようにまとめるとスマートです:

  • 「お友達とのトラブルがあったと聞きました」

  • 「本人が少し元気がない様子で、気になっております」

  • 「状況を見守っていただけますと幸いです」

そして、その後に電話や面談で先生とじっくり話す時間を取るのがベスト。

連絡帳はあくまで「第一報」くらいにとらえて、文字に残す内容は最小限でOKなんです。

以前、詳細を書きすぎて、かえって先生が恐縮してしまった経験があります…。

「書きすぎ」は“親の想い”が空回りする原因にもなりかねません。

やっぱり直接話すのがいちばん伝わりますね。

④感情的にならず冷静に伝えるコツ

トラブルが起きたとき、親が一番苦しむのは「冷静でいること」。

「なんでうちの子がこんな思いを…!」と心が揺れ動きますよね。

でも、その感情のまま書いた連絡帳は、思わぬ誤解や対立を生む可能性があります。

特に、先生が受け取るときに「クレーム」や「批判」と感じてしまうことも。

だからこそ、伝える内容をいったん頭の中で整理して、ワンクッション置くことが大切です。

おすすめは、「書いてから一晩置いて見直す」こと。

そのひと手間で、ぐっと冷静な文になります。

そして書くときは以下のポイントを意識してみてください:

  • 主語は「私」より「子ども」に

  • 「気になるので様子を見てください」など、お願いの形にする

  • 感謝の一言を添える:「お忙しいところ申し訳ありませんが…」

たとえば、

昨日、お友達とトラブルがあったようで、元気がない様子です。

学校での様子を少し見ていただけますと助かります。

お忙しい中恐縮ですが、よろしくお願いいたします。

このように、感情を抑えて“お願いベース”で書くと、先生にも伝わりやすいんですよね。

「怒りたいけど、怒らないほうが近道」っていう場面、親になると本当に増えますよね…。

冷静な文章のほうが、結果的に子どものためになります!

⑤保護者が気をつけたい表現とNGワード

連絡帳を書くときに、ついつい使ってしまいがちな“やってはいけない言い回し”がいくつかあります。
それらは、相手にプレッシャーを与えたり、防衛的な反応を引き起こしたりすることもあるんです。

例えばこんな表現には注意が必要です:

NGワード 理由
絶対に許せません 感情的すぎて、先生が委縮してしまう可能性
○○くんがひどいことをした 個人攻撃と受け取られるおそれ
すぐに対応してください 圧迫感があり、トラブルになりがち
ちゃんと見ていてくれていれば… 責任追及ととられてしまう
OKワード 意味・効果
気になる様子がありまして… やわらかく問題提起できる
学校での様子を見ていただけますか? 協力をお願いするニュアンス
詳しくは電話でお話しできれば幸いです 対話を前提にできる
見守っていただけるとありがたいです 負担をかけずに伝えられる

「先生を味方につけるには、敵のように書かない」これ、すごく大事です。

味方同士で「一緒に見守りましょう」って姿勢が、いちばんトラブル解決につながります!

⑥連絡帳に書く内容と、書かない方がよい内容

「これは書いても大丈夫?」「これは書かない方がいい?」

子どものトラブルを伝えるとき、迷ってしまう保護者の方も多いですよね。

まずは、連絡帳に“書いてもOKな内容”と、“書かない方がよい内容”を整理しておきましょう。
それぞれを以下の表にまとめてみました👇

書いてよい内容(例) 理由・目的
お友達とトラブルがあったこと 状況の共有と先生の見守り依頼
子どもの気持ちや様子 子どもが不安そう/元気がないなど
今後の様子見をお願いする一文 学校での変化を把握したいという意図
電話や面談で相談したい旨 詳細は直接伝えるスタンスを明確に
書かない方がよい内容(例) NGな理由
相手の子の名前 個人情報の漏洩・名指し批判になる
トラブルの詳細(何をされた等) 誤解・過剰な表現につながる恐れ
感情的な言葉(絶対に許せません等) 先生との信頼関係を損なう可能性
他の保護者の行動についての批判 学校では対応できない・慎重さが必要

伝えたいことがある場合は、まず“ざっくり”とした状況だけを伝えて、詳細は別の手段でという二段構えが安心です。

気持ちがこもっているからこそ、何でも書きたくなっちゃうんですよね…。

でも、文章って“誤解”の温床にもなるから、「話せることは話す、書くのは控えめ」がいちばんです。

⑦担任の先生と連携を深めるための心がけ

トラブルが起きたときこそ、先生との信頼関係がカギになります。

「先生、何してたの?」と責めるより、「一緒に見守ってください」という姿勢で向き合うことで、ぐっと協力的な関係が築けますよ。

連携を深めるためには、こんなことを意識してみましょう👇

💡ポイント1:感謝の言葉を忘れない

連絡帳の文末に、「お忙しい中、見守っていただきありがとうございます」など、

感謝の一文があるだけで、先生の受け取り方が大きく変わります。

💡ポイント2:要望より“お願いベース”

「こうしてください」ではなく、「こうしていただけると助かります」という表現を選ぶと、
先生も動きやすくなりますよね。

💡ポイント3:連絡帳に頼りすぎない

連絡帳は便利なツールですが、“紙だけで全部を伝えようとしない”のも大事です。

一度書いたあとに電話でフォローしたり、面談の場を設けてもらったりすると、よりスムーズに対応してもらえます。

💡ポイント4:先生を信頼すること

「まずは見守っていただければありがたいです」と伝えるだけでも、“この保護者さんは協力的だな”と先生は感じてくれるものです。

先生も人間。

感情もあるし、忙しさもある。

だからこそ、「子どものために一緒に動いてほしい」という思いを、伝え方に込めることが大事なんですよね。

“敵じゃなくて味方”って、お互いが感じられたら、連携ってうまくいきます!

保護者向け:連絡帳の書き方と例文集まとめ

保護者向けの連絡帳の書き方と例文集として、具体的なシーン別の例文をご紹介していきますね。

今回は「見守りのお願い」と「電話での相談希望」に絞って、わかりやすく解説します!

①見守りをお願いしたい時の例文

「トラブルがあったことはなんとなく聞いたけれど、そこまで深刻ではなさそう…」

「でも、ちょっと気になるから学校での様子を見ておいてほしいな」

そんなときに使えるのが、“見守り”をお願いする連絡帳です。

あくまでもお願いベースで、子どもを大切に思っている気持ちをやわらかく伝えることが大事です。

📌使いやすい例文:

○○先生

いつもお世話になっております。

昨日、帰宅後に「お友達と少し気まずくなった」と話していました。

本人はあまり多くを語らなかったのですが、少し元気がない様子です。

家庭では落ち着いて過ごせておりますが、学校での様子も少し気になっております。

お忙しいところ恐縮ですが、もし何か気になる点がありましたら、お知らせいただけると助かります。

また、日中の様子を少し見守っていただけますと幸いです。

どうぞよろしくお願いいたします。

(保護者名)

この例文では、具体的なトラブルの内容や相手の名前を一切書かず

あくまで「少し元気がない」「様子が気になる」といったやわらかい表現を使っています。

これだけでも、先生は「気にかけて見ておこう」と自然に対応してくれるはずです。

わたしもこのパターン、何度か使ったことがあります。

すぐに対応をお願いするのではなく、まずは“見守り”っていうスタンスが、先生との関係にもやさしいんですよね♪

②電話での相談をお願いしたい時の例文

「連絡帳だけじゃ伝えきれないかも…」

「少し詳しく話をしたい…」

そんなときには、電話での相談をお願いする連絡帳がとても役に立ちます。

特に、子どもが何度も同じようなトラブルを抱えていたり、言葉では説明が難しい場合などは、

電話で直接伝えるほうが先生にも理解してもらいやすいんです。

📌相談をお願いする例文:

○○先生

いつもお世話になっております。

最近、子どもが「友達とのことで少し困っている」と話すことがあり、家庭でも様子を見ているのですが、少し心配しております。

つきましては、学校での状況について、少しお話を伺いたく思っております。

ご都合のよいお時間がありましたら、電話でご相談させていただけますと幸いです。

〇月〇日(火)15時以降、または〇月〇日(木)16時以降であれば対応可能です。

それ以外でも、先生のご都合に合わせて調整いたしますので、お知らせいただけますと助かります。

お忙しい中恐縮ですが、どうぞよろしくお願いいたします。

(保護者名)

このように、日時を指定しつつも「そちらに合わせます」と書くことで、先生にプレッシャーをかけずに相談のきっかけを作ることができます。

電話って少し緊張するけど、実際に声でやりとりするとお互いの気持ちが伝わりやすいんですよね。

わたしも“書くより話す”で助かったこと、何度もあります!

③面談を希望する時の連絡帳例文

「電話よりもしっかり話をしたい」「顔を見て落ち着いて話したい」

そんなときは、面談の機会をお願いする連絡帳の出番です。

学校での様子を直接聞きたい、子どもの心の変化を詳しく伝えたい場合など、

やりとりの“誤解”を防ぎたいときに面談はとても有効なんですよね。

📌面談をお願いする例文

○○先生

いつもお世話になっております。

子どもが最近、学校生活の中で友達とのことで少し悩んでいる様子があり、家庭でも気にかけて見守っております。

つきましては、直接お話を伺いたく、面談のお時間をいただけないかと思っております。

ご都合のよろしい日時がありましたら、教えていただけますと助かります。

こちらとしては、〇月〇日(月)16時以降または〇月〇日(水)15時以降であれば伺えます。

それ以外でも調整可能ですので、どうぞご都合をお聞かせください。

お忙しい中恐縮ですが、よろしくお願いいたします。

(保護者名)

このように「子どものために、きちんと話したい」というスタンスで、柔らかくお願いすることがポイントです。

「話せてよかった」と思えるのって、やっぱり“顔を合わせて伝えたとき”なんですよね~。

不安なまま抱え込まず、お願いしてみるのが正解だと思います!

④先生からのトラブル報告への返答例文

担任の先生から「お友達とのトラブルがありました」と連絡帳で知らされることもありますよね。

そのとき、どう返事を書けばいいのか、迷う方も多いはず。

基本は、「知らせてくれたことへの感謝」「家庭での対応」、そして「今後の見守り依頼」

この3点をやわらかく伝えるだけで十分です。

📌先生からの報告に対する返答例文

○○先生

いつもお世話になっております。

このたびは、トラブルの件についてご報告いただき、ありがとうございます。

本人からも少し話を聞きましたが、驚いた様子で戸惑っているようでした。

家庭でも話をしながら、子どもの気持ちに寄り添いながら対応しております。

今後も、学校での様子について気になることがあれば、教えていただけますとありがたいです。

お手数をおかけしますが、引き続きよろしくお願いいたします。

(保護者名)

このように、先生の報告に丁寧に返すことで信頼関係が深まるんです。

「一緒に見守っていく姿勢」を共有することが大切ですね。

“ありがとう”を伝えるだけで、先生ってホッとするものですよね。

親も不安だけど、先生だっていろんな子を見てるから…やっぱり支え合いが大事です!

⑤トラブル解決後に感謝を伝える例文

トラブルが落ち着いたとき、必ず書いてほしいのが感謝の連絡帳です。

これ、忘れがちだけど超重要なんですよね!

先生も保護者も子どもも、みんなが頑張った“ひとつの区切り”を、感謝で締めくくることで、
より良い関係が続きやすくなります。

📌トラブル解決後のお礼の例文

○○先生

いつもお世話になっております。

このたびは、子どものお友達との関係について、あたたかく見守っていただき、ありがとうございました。

先生が丁寧に関わってくださったおかげで、本人も少しずつ気持ちが落ち着き、最近は笑顔で登校するようになっております。

家庭でも引き続き、子どもの様子を見守りながら関わっていきたいと思います。

何かございましたら、またご相談させてください。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

(保護者名)

「対応してくれてありがとう」「ちゃんと見てくれてありがとう」

その一言が、先生のモチベーションにつながります。

うちの子の件でも、最後にお礼を書いたら、先生からも「こちらこそ嬉しかったです」って返事が。

なんだか一緒に育ててるなあって、実感できました♪

⑥家庭での対応を伝える場合の例文

トラブルが起きたとき、「家庭ではこう対応しましたよ」ということを先生に伝えておくと、

先生も安心して学校での様子を見守りやすくなります。

また、「ちゃんと親も子どもに向き合っているな」という信頼感にもつながりますよね。

ここで大事なのは、子どもを責めるのではなく、共に振り返る姿勢を伝えること。

先生と協力して子どもの成長を支えたい、という気持ちを込めて書きましょう。

📌家庭での対応報告の例文

○○先生

いつもお世話になっております。

先日は、子どもの友達との関係について丁寧に対応していただき、ありがとうございました。

本人とも話をし、状況を振り返ってどのような行動がよかったのか一緒に考える時間を持ちました。

少しずつではありますが、気持ちの整理もできてきたように思います。

今後も、困ったときに自分から相談できるよう、家庭でも声かけを続けていきたいと思っております。

今後もご指導いただけますと幸いです。

引き続きよろしくお願いいたします。

(保護者名)

このように、家庭での対応を共有することで、親と先生がチームになれる感覚が生まれます。

“お任せしっぱなし”ではなく、“一緒に支えている”って姿勢が、子どもにとっても安心なんですよね。

子どもって、大人がちゃんと向き合ってくれると分かった瞬間に、すごく変わるんですよね。

その変化を先生と共有できるって、親としてもすごく嬉しい瞬間です!

⑦今後の見守りをお願いしたい時の言い回し

トラブルが落ち着いた後も、「また何かあったら…」と不安になるのが親心ですよね。

でもそれをそのまま書くと、ちょっと“心配性すぎ”に見えてしまうことも。

そんなときは、やさしく、自然に「これからもよろしくお願いします」と伝える言い回しを使うのがポイントです。

ここでは、堅すぎずカジュアルすぎない、ちょうどいい言い回しを紹介します!

📌おすすめのやさしい言い回しフレーズ集

言い回し ニュアンス・ポイント
今後も見守っていただけますと幸いです 丁寧でありつつ、自然なお願いの形
引き続きご配慮いただければ助かります “配慮”という言葉がやわらかい
ご様子を気にかけていただけますと嬉しいです ほんの少しの気配りをお願いする表現
また何かあればご連絡いただけると安心です 双方向のやりとりを促す表現
今後ともどうぞよろしくお願いいたします 定番だけど、印象がよい締めくくり

📌連絡帳に添えるときの一文例

家庭でも様子を見てまいりますが、学校での様子も引き続き見守っていただけますと幸いです。
今後も気になることがありましたら、お知らせいただけるとありがたく思います。

こういうひとことって、先生にとって“プレッシャー”じゃなくて“支え”になるんですよね。

気持ちよくお願いできると、やっぱり相手も気持ちよく応えてくれます♪

連絡帳を超える伝え方:保護者ができる次の一歩

連絡帳は便利なツールですが、すべてを連絡帳だけで解決しようとするのは少し無理があることもあります。

実はもっといい方法があるんです。

ここでは、「連絡帳+α」の伝え方、つまり保護者ができる“次の一歩”を紹介していきますね。

①電話や面談を活用するメリット

まず第一におすすめしたいのが、電話や面談など“対話”を使ったコミュニケーションです。

文章だけでは伝えきれない微妙なニュアンスも、声や表情を通じてスムーズにやりとりできます。

電話や面談を活用する最大のメリットは、“誤解を防げる”こと

たとえば連絡帳で「トラブルがありました」とだけ書かれていたら、先生も「何がどうなってるの?」と戸惑ってしまうかもしれませんよね。

でも、電話でならこんな会話ができます👇

「子どもがちょっと落ち込んでいて…昨日のこと、先生の目にはどう映っていましたか?」

「うちではこんなふうに対応したんですが、学校ではどうでしょうか?」

お互いの情報を“キャッチボール”できることで、安心感も段違いです。

また、面談では先生の表情を見ながら話せるので、気持ちのすれ違いも起きにくくなるんです。

実際に話してみると、「あ、そんなふうに思ってたんだ」ってお互いに納得できる瞬間、ありますよね!

やっぱり、声ってあたたかいなぁと思います。

②伝え方によって変わる先生の受け取り方

これは本当に大切な視点。

同じ内容でも、“伝え方”ひとつで先生の印象は180度変わるんです。

たとえば、こんな2つの文を比べてみてください👇

「もっとちゃんと見ていてくれないと困ります」
「もしお時間があれば、少し気にかけていただけると助かります」

伝えている意味は近くても、後者のほうがずっと柔らかくて、先生も前向きに対応しやすくなりますよね。

保護者の側も、「見守ってほしい」「相談したい」という気持ちはあるけれど、その伝え方を“お願いベース”にするだけで、「協力関係」が築かれるんです。

ここで意識したいのは👇

  • 相手を責めない

  • 対立しない

  • 子どものために“協力したい”という立場で話す

この3つを意識するだけで、先生の心の扉もスッと開いてくれますよ。

「怒りたい気持ち」はあるけれど、「伝えたい思い」に変えるって、ちょっと大人の力が必要なんですよね…。

でも、それを乗り越えたときの先生の対応って、本当に変わるんです!

③子どもが安心できる関係性の築き方

最後に、いちばん大事なことをお伝えしたいです。

それは、「子どもが安心できる関係性」をつくるのは、大人たちの連携にかかっているということ。

子どもは、親が先生を信頼している様子を見ると、自然と安心します。

逆に、親が「先生ってどうなの?」と疑う雰囲気を出してしまうと、子どもも先生を信用できなくなってしまうことがあります。

だからこそ、連絡帳でも、電話でも、面談でも――

“先生と一緒に乗り越えようとしている”姿勢を見せることが、子どもの心の安定につながるんです。

具体的には、こんな声かけを子どもにしてみてください👇

  • 「先生もきっと気にしてくれてるよ」

  • 「おうちでも見てるから、安心していいよ」

  • 「困ったことがあったら、先生にも言ってみようね」

こうした言葉を、連絡帳の文面にも反映していくと、先生にもその気持ちが届きやすくなります。

子どもって、“大人同士が仲良くしてる”ってだけで安心できるんですよね。

だから、親と先生が同じ方向を向いているだけで、トラブルの予防にもなっちゃうんです♪

小学校のお友達トラブル時の連絡帳の書き方と例文集【保護者向け】まとめ

小学校でお友達トラブルが起きたとき、保護者が連絡帳に書くべき内容は

「相手を責めず、先生と協力する姿勢を見せる」ことが最重要ポイントです。

連絡帳の書き方としては、まずお友達の名前は書かないことが大前提。

「お友達」「クラスメート」などぼかした表現を使うことで、余計な誤解や二次トラブルを防ぎます。

次に、トラブルの詳細は連絡帳に書かず、本人の様子を伝えることにとどめるのが正解です。

「元気がない」「不安そうにしている」など、子どもの変化に焦点を当てて書くようにしましょう。

さらに、感情的な言葉(例:許せない・すぐ対応してほしいなど)は絶対に避けて、冷静に“見守ってください”とお願いする形にまとめるのが先生への配慮になります。

例文を使う際は、自分の言葉に置き換えて自然に。

「いつもお世話になっております」「気になる点があればお知らせください」など、柔らかい表現が効果的です。

また、トラブルの内容によっては連絡帳ではなく、電話や面談を活用することでより誤解なく伝えられます。

特に保護者が相談したいときは、「電話でお話できれば」「面談の時間をいただけますか」など、具体的に希望する方法を記載するのがおすすめです。

そしてトラブル後には、家庭での対応を簡潔に報告し、先生への感謝の気持ちと“今後も見守ってほしい”という意向をやさしい言い回しで添えることが大切です。

連絡帳はただの伝達ツールではなく、小学校の先生と保護者が子どものために信頼関係を築くための大事な橋渡しです。

今回紹介した連絡帳の書き方と例文集を参考にすれば、保護者として安心してトラブル対応ができるはずです。